先日テレビで『風の谷のナウシカ』やってましたね。今回は録画してちゃんと見たよ。
宮崎作品の中で一番好きなのは『ラピュタ』だけど、甲乙つけがたいのが『ナウシカ』な私です。
このコロナご時世に、ナウシカの内容が、トレンド過ぎるのも中々です。
そして、科学っ子な私からしてみれば、コロナを含め、自然の力を人間の力で何とかしようという傲慢さが、中々です。
出来るのは、被災した後に復興させる事で、抑え込む・加速させるは出来ますが、完全に止める事は出来ません。これまでの歴史からしても。自然様の力、1発で人間は瞬殺なので。
ただでさえ、小隕石が落ちるだけでもアウトだし、 ボーリングの玉程度のモノが、光速レベルのスピードで衝突したって、地球全体が氷河期に覆われるんですから、今の状態が凄い確率のバランスで成り立ってるという事は知っておいても損はないかもしれません。
さて、ナウシカの映画が今のトレンドなら、登場人物も今のトレンドにピッタリという感じで私は見ておりました。
物語の重要な腐海(ふかい)をコロナに置き換えると、ちょっとわかりやすいです。
私の勝手なコロナ関連をナウシカキャラを今の日本に当てはめると
ナウシカ
ナウシカ主人公。圧倒的なリーダー力と統括力。的確な判断と行動力。自分を犠牲にしても自分以外を守り、風を自在に操り、唯一 誰も傷つける事なく、対虫攻略ができる。若干16歳にして救世主

ユパ・ミラルダ
人格者でありながら、最も高い戦闘力を持つ。この人が入ると、どんな戦いも直ぐ勝てる。世界中を旅して45歳。現代社会では、さしずめ東京都医師会 会長 という所でしょうか。

クシャナ
トルメキアの第四皇女。風の谷に都市を計画し、巨神兵をよみがえらせようとする。
アニメの中では、勝手に来て、勝手に村人殺して、勝手に占領して、言う事聞かせようとする。
力で何でも手に入ると思っている。

クワトロ
クシャナ殿下!といつも、クシャナにくっつく、軍人(参謀)。野心は無いと言いながら、クシャナが居なくなったかもと思った瞬間、野心全開にする、腰巾着的な人。
その下に付く、トルメキアの兵隊も多数…。

オーム&虫
物語の中に出てくる虫の中で一番主体となる虫。 ダンゴムシの大きいの。
キレやすいし、腐海を作る原因にもなる。でも、心優しくて。ある意味人格者ともいえる。
理不尽な事するとキレる。 そしてキレると我忘れる。

巨神兵
世界を7日で制圧した『火の七日間』と呼ばれる人類滅亡をさせた事もある。巨人でメチャ強。 めちゃ強いけど、周りのモノを全て焼き殺す。映画では、成熟せずに、戦いの現場に出したので、叫んでしかいないけど。 ちゃんと成長したら会話できる。


というのが『今のコロナ的世界と思ってみると…』ではありますが、実際のナウシカの物語は、違います(笑)
ナウシカは、1000年後の世界として描かれています。
では、1000年前はどうだったのかというと、今…ですよね。
巨神兵というのは、傲慢になった人間を一度、全て滅亡させる為に権力者によって人為的に作られたモノで、計画的に火の七日間によって人類は滅亡します。
腐海は、汚染させた世界を浄化させる為に作られた、浄化装置であって、自動的に拡張するように作られています。また、王蟲(オーム)も人工的に作られた、虫ですね。
そんなモノを生み出した旧人類は、コールドスリープによって眠って、綺麗になった世界の後に来れるようになっているんですが…。
映画アニメは、そんな壮大なストーリーの中の 一部分という事になります。
宮崎映画って、こう考える所あるからいいよね。昔のは。
ポニョとかは、何を伝えたかったのかよくわかんないけど…。
結論
ナウシカは良い物語。 というか、昔のアニメや映画は、内容が凄く良かったよ。
今のは、CGや作画は確かに、綺麗で凄いけど、なんか、薄いんだよね。( ゚д゚ )



(´Д`)すみません。





