チラシを作る時に押えておきたい心理効果

WORDやIllustrator・Photoshopなど、使うソフトがなんであれ、相手に何かを伝えるというのはチラシ的要素を組み込みながら考えて貰うととより効果的です。
今回は、授業中にも解説していますが、改めて基本系をおさらいしたいと思います。

色には意味がある

言われてみたらそうかも知れない・・・でも、普段そこまで考えて色について考える事がないかもしれませんが、デザイナーは色の持つ意味を考えながらデザインや配色の関係を考え作っています。

考えないと出てこない・・・とはいえ、実際 人は 無意識に これらの色におけるイメージを沸かしています。人を説得しないといけないのではなく、無意識に行動させる。無意識に安心させる・・・こういうデザイナーの意図を、閲覧している人は 自然とそれを受け入れています。

激辛カレーが、 水色のパッケージだったら、 えっ? って思うでしょう?

激辛カレーなら、基本は赤 それもワインレッドのような 深みの赤

その激辛の成分が、唐辛子によるものだったら、 ワインレッドと、明るい色との組み合わせ。

ブラックペッパーによる激辛なら、 黒と 赤 というように 商品やパッケージの色が選定されています。

不自然さが気になる

普段、私達は 整然と綺麗に並べられているモノを見ます。 商品棚の陳列から、マンションの並ぶ角度・そのタイル1枚1枚にも、規則性というのがあります。

規則性は、安心と安定を与えます。

ノートをなぶり書きするよりも、1行1行綺麗に書けば、 当然落ち着いた綺麗なノートとして自然と見れます。
もし、小説の文章の 行間や、文字の感覚がバラバラだったら 凄く見難いし、落ち着かないですよね。

でも、周りが綺麗にレイアウトされいる中で、その1箇所だけが 変則的だったら・・。

その不安定要素に自然と目が行きます。

例えば、下の SALE の アイコン どっちに目がいきますか?

 

多分、 右に目が行きますよね。 文字も色も全く同じでも、右の四角が少し傾いてるだけで、何か気になる・・・落ち着かない・・・という状況を生み出すんです。

そこで、SALEなんかのチラシは良くそうですが、 文字や図形を斜めにしているのは、注目してほしいから・・・という意図があって図形を回転させています。

これから、まさにクリスマスSALE! 梅田界隈でも、沢山みると思いますし、折込チラシや 街中にあるポスターなんかを見てください。

 

逆に回転は、 ポップさを出してしまいます。
ですから、神聖さや、厳格さを 薄めますので、ちゃんと使わないと、バランスを崩します。

誰でも目が行く 王道 『赤ちゃん』

赤ちゃんというのは、どの年齢でも、性別でも、国が違えど、とにかく一番注目度が高いんです。これは統計データでちゃんと立証されています。

赤ちゃんは可愛い・・・ それは、赤ちゃんが可愛いものだと 本能に刻み込まれているからです。可愛いからこそ助けたいと思う。
そして、赤ちゃん自信も、意識的ではなく、本能として、可愛く形態を取っています。

これは本能によるものなので、それが動物でも何でも、赤ちゃんというのは可愛いと感じる事が普通です。

なので、広告に赤ちゃんを使うケースというのはありますが、訴えたい商品や、サービスが赤ちゃんとかけ離れているのであれば、使う事ができません。

ではどうするか・・・。

ゆるキャラのような、丸っこい キャラクターを作る です。

でも、ユルきゃらなんて作れない・・・デザインできない・・・という場合は・・・

 

 

女性の画像を使う!です。

赤ちゃんの次に注目を集めるのは、 単体の 女性です。

その次に注目を集めるのが、グループとしての女性です。

女性であれば、どの商品・サービスでもかなり使える幅が広がります。男性専用アイテムであっても、女性を使う。

男性用の作業用の つなぎの服でも、 あえて女性に来て貰って撮影する。

我ながら 男性としては悲しいですが、 男性は 見てもらう為の 美学としては、かなり下の方です(‘A`)

 

レースクイーンというのが居ますが、原点はそこです。女性を自然と見る事で、そこに書かれているスポンサーの名前を観客が見る。そして、周りが同じような女性になってきたら、次は、刺激的な服装のレベルをドンドン上げて注目度を挙げていくというので、水着に行き着いたという感じですね。

でも、水着ばかりになってくると、先ほどご説明した、『不自然さ』を利用して、異なる事をする事で、注目がそちらに移るという感じです。

みんな、注目してもらうために、みんなの目線を奪い合っているんですよ。
見てもらう為の、視線の奪い合いは、物言わぬ 弱肉強食な世界です。

そして、そこに 周りと違う事をする・・・ことで、注目を浴びることになります。

人を見て自分を知る

人は、 自分自信を知るために、他人を利用します。
他を見て、自分がどういう状況にあるべきなのか・・・を考えます。

例えば、下の画像 右の ?ボックス と 左の ?ボックス どちらが気になりますか?
または、目が行きますか?

概ね 左 の ?ボックスが気になるなり、見てしまうんじゃないですか?
これは、真ん中の女性が 左に目線を送っているからです。

先ほども書いた様に『他を見て、自分がどういう状況にあるべきなのか』を考えるからです。

例えば、飲食で行列があれば、自然と 列の最後尾を探して並ぼうとします。
いきなり、割り込んだりしませんよね。

それは、そういう様に幼少期から 育まれてきたからでもあります。

親の姿を見て、それに習う。動物としての本能なので、これも無意識にしていることの1つです。

広告としては、人物が見ている目線の先に、見せたいキャッチコピーを置くなどの使い方をします。

赤ちゃんの画像に赤ちゃんが 向いている先に 見せたいキャッチを置く。
これが一番良い組み合わせとなります。

トンネル効果

アニメでもよくある こうした放射線があります ↓

これは、トンネル効果の1つで、 目線が中心に行く様に 放射線を引いていいます。

では、線がなかったらどんな感じでしょうか

普通ですよね。ただ絵があるというだけ・・・。

でも、放射線が付くことで、一気にそこに意識が集中します。
視線の先を 線によって誘導しています。

これと同じように 自然を誘導するのに 矢印効果 があります。

 

同じ絵ですが、 右の 矢印がある方が、 これがTABLET! という感じで自然と目線を誘導しています。
絵を見て、自然と矢印を辿りませんでしたか?

この様に、チラシを作るというのは、勿論 知って貰うという事と同時に、その後に行動を促す必要がある訳です。
色々な情報を突っ込んでいくと、何?なんなの? となってしまいます。

なので、作り手の気持ちではなく、 それを見た人が迷わないようにする事もデザインの重要な役割の1つです。

ストループ効果

提供された情報と実際の内容が異なる事で、チグハグさや、不愉快・理解できないといった効果を生み出します。

下の画像を見てください。

何かオカシイと思いませんか?

私は、イラッっとします(笑

赤と書いておきながら、 青い文字で 黄色い背景・・・。

この視覚から入ってくる情報と、内容が異なるチグハグが、不愉快さと混乱を招きます。
こういう事が無いように、色としての統一性が必要です。

  • 目立たせる為に、他と違う事をする
  • 落ち着いて貰う為に、内容を合わせる。

こうした2つのタイプを上手に使い分けてデザインをする必要があります。

 

この様に、チラシや告知を行う為のデザイン性というのは、 人の 無意識に対して働きかける為、デザイナーは、心理学というか、少なくとも最低限の心理を 実に付けておく事が必要です。しかしこれは、デザイナーに限った話しではなく、WORDで作るチラシや手紙でも、同様の事です。

WORDの文章でも。 Excelの表やグラフでも。 PowerPointのプレゼン・・・。 特別デザイナーだからではなく、今回ご紹介した内容については、最低限のデザイン心理効果として覚えて置くと、色々な場所で使えますよ(゚∀゚)

 

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