間違いを消さない

私は普段、勉強や、予約表や書き物をする場合に万年筆や、ジェル系インクのペン 0.28 等を使って書きます。
書き損じても、修正ペンや修正テープは持っていても使う事もありません。
万年筆も細字のFだと書きやすくオススメです。

カクノだと、1,000円で買える万年筆でありながら、流れるように書きやすいです。
自分へのご褒美の時があれば、いい万年筆欲しいですねヽ(^o^)丿

PILOT 万年筆 カクノ 透明軸 F(細字)

さて、今時、ボールペンであれば、消せるボールペン・・・などの商品が出るなど、消せる事の方に時代は流れています。
そこに逆行する様ですが『あえて消さない』という選択をする理由があります。
決して、消すのメンドクサイ という訳ではありません。

■過去を振り返る

特に勉強などに言える事ですが、何かを習得する場合、問題を解く。
そして間違える・・・という Try & ERROR を繰り返す必要があります。

自転車に乗れるまでに、何度も失敗するのと同じですよね。
TRY & ERROR を最大有効する為には、何故間違ったのか? を検証しなければ、いつまで経っても同じ失敗を繰り返します。
これはただ暗記する・・・というモノではなくて、なぜ 自分はそう思ったのか? どう考えたのか? という事を検証する必要があります。

これをペーパーの問題の場合は、間違って出た答え。
又はその数式や 記述を 残しておいた方が
後から見直す場合に同じ失敗をしなくて済むからです。

問題集でも、その時 分かった!ヽ(^o^)丿 と言って、間違った数式を全て消して正しい式と答えを書く。

それは美しく仕上げる事になるかもしれませんが、一度した失敗というのは、繰り返さない!と宣言するように
どうしても、同じ失敗というのはしやすいものです。
ですので、私の参考書など ノートもそうですが、 ん? と思う所については、その解説を自分なりにまとめて、余白やスキマに書いたり、場所が無い場合は、ポストイット等に貼ったり等、その時どう考えたのか。どう訂正して理解したのか・・・というのが書かれたりします。
別ノートに書き出すと、教科書はキレイですが、どこで何を、どの様に考えたのかを同時に把握する事に時間が取られてしまいます。
美しい教科書にはなりませんが、ある意味、書き込めば、書き込む程に 1ページ1ページに対する記憶がより深く定着します。

■ヨーロッパでは早期から万年筆教育

フランス・ドイツ等では、小学校に入学したての子ども達が、まず持たされるのは 赤・緑・青の3色ボールペンです。
書き損じた場合は、横線や斜線を引いて訂正し、消しゴムなどは使いません。
小学校高学年頃から、万年筆を使い始めます。
ですので、子供用の万年筆も非常に多く文具屋さんで販売されているそうです。

日本だとお洒落な人が持つイメージですが、お洒落目的ではなくて、リアルに文具の1つに過ぎません。

こうした教育を行っているのは、たとえ正解であったとしても、そこに行き着くまでのプロセスを記録に残すという事が大切だという教育方針からきており、『思考のプロセス』を本人もそうですが、指導する側(先生・講師)が正確に把握する事で、よりキメ細かな教育が可能になるというメリットがあります。

■勉強で大切なのは『思考の過程』

最初にも書きましたが、ただ単に 正しい答えを書けば良い。
それは一見して美しさもあるかもしれませんが、勉強に美しさは必要ありません。
どちらかというと、泥臭いモノです。

間違った答えであっても、その全てを消して、完璧な答えを書こうとする。
それは、自分は間違えてない。最初から正しい答えが分かっていた

という子ども達自信、勿論私自身にも 嘘をついてしまうことになります。
そして、そうした失敗談は記憶に薄くにしか残りません。

何が難しかった?
どうして失敗した?どうして間違えた?
どう考えれば正しかった?

こうした考える癖を身に付けさせる事が、特に子ども向けの教育では必要となります。

■消せないからこそ美しく

消せない事は、同時に1つの副作用を生み出します。
それは

考えて書く様になる です。

最近では、学校のノート提出でノート点というのがあります。
ちゃんとノートを記述しているのか、理解しているのか・・・。色々な採点項目があると思います。

以前 中学校の先生の ノート点の加点方法について 解説して貰った時。
ノートをキレイに書いている子は、大体点数が良い。 と仰っていました。

これは、美しさだけを言っている訳ではありません。
自分なりにまとめ、考え、板書の内容について、 どう考えたのか、自分なりに補足説明を書いたり、板書には無いことでも、先生が言った何気ない話しなども記載しておくと、他の板書の内容にフィードバックされる内容であったりと、ちゃんと授業の全体像がノートを記入しながら把握していっているという事です。

そこに、万年筆など消せないツールで行うと、ただ闇雲にメモ的に乱雑に書いてしまっては、グチャグチャになりがちです。
後から見て、書いた本人する分からない書き方をすればノートの意味がありません。

しかし、消せないツールは、それを抑制する効果があります。
丁寧に。シッカリと。書く事で1つ1つの知識を整理整頓しながら頭の中に入れ、後から見ても、見ていて楽しく、わかりやすい自分なりのノートというのが出来上がってきます。

 

ノートというのは、パソコン的に言えば、外付けHDDや USBメモリの様な存在です。
要は、頭の中の記憶装置には瞬時に入りきらない。だから、外部記憶装置に一旦保留しておく。
そして、後から時間を掛けて、 外部記憶から、内部記憶へ移行させる為のツールです。

このUSBメモリ的な存在のノートの中身がグチャグチャなデータなんだったら
当然、それが頭に入ってくるんだから、頭の中もグチャグチャになります。

大人になると、ノートに記述するという事を、面倒・・・とか、今分かってるから・・・と
結構 ムゲにされる方が多いでが、どれだけデジタルが進んでも、脂質とたんぱく質で構成された 脳へ
記憶させるのには、自分の言葉で、ペンで書き出し、全体像を把握する・・・というプロセスが最も効率が良さそうですよ。

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