上層部・中間管理職が考えるべき働き方改革

働き方改革とは

もう随分と『働き方改革』という言葉が認知されてきています。
働き方改革とは、正式には『働き方改革関連法』という労働関連の法令の改正を行った通称名です。

 とどのつまりは、これから…というよりも、既に 日本の人口は減少傾向にあります。
それを誘発しているのも政策の原因でもあると思うんですが…。

とりあえず減少しております。
人口が減少すると、当然ながら労働力が不足します。労働力が不足するという事は、労働力不足。
国にしてみれば、税金による収益が減る事にもなります。年金も自転車操業の論理が崩壊します。

とはいえ、現段階での税収は、バブル期の頃あたりの税収なので、福祉関係の為に!と消費税を上げていますが、これら一般財源の実際の多くは 過去の建築関係の返済に回され、さらに税収を上げるという滅茶苦茶感はありますが、取りえず税収を上げたい!

とりあえず働ける人間増やそうぜ! というのがそもそもの働き方改革です。

  1. 労働力不足になる事への解消として、雇用形態をもっと柔軟にして働き手を増やそうぜ!( ゚д゚ ) という事
  2. 一人ひとりの生産性を上げていこうぜ!( ゚д゚ )
  3. 有給とか取りやすいようにして出生率の向上を図ろうぜ!

という事になっています。

凄く不思議ですが、こんな事すれば、ますます出生率下がるのなんでわかんないのかな? 保育士不足だから賃金とりあえず名目的に上げたりとか… こんな付け焼刃的なので国が成り立ってるってのも不思議なもので、 こんな戦略、オセロでも速攻負けるでしょ。。。 と思うのですが、とりあえず日本の方針はそうらしい…。

欧州の税率を真似ても、ポリシーまでは真似れません。
比較的消費税が高い 欧州・北欧等ですが、 議員は、一般サラリーマンと同じ程の給与で、場合によっては無給というのもあります。
国の為に動く! という名誉の為でもあるのが、一番大きいからです。

日本の国会議員の場合は、 年間4000万円程。 寝ても休んでも4000万!
名誉の為ではなく、お金の為という所でしょうか。

とはいえ、罰則規定まで設けて、全ての企業を対象にごり押ししてきたのが 働き方改革 というものです。

働き方改革の実情

働き方改革で1番有名?なのが、労働時間と残業時間 という部分になろうかと思います。

世の中では、働き方改革によって、残業時間が減った事によって、職場でできないから、家に持ち帰ってやって結局時間がなくなる事。
残業手当が支払われず、余計に生活が苦しくなった…というような事がTwitterや、SNS関係でも、よく拡散されています。

日本の働き方 というのは、確かに 生産性 という意味では決して高くはありません。
私が別の現場に行って、そこの様子を見ても、私語が多かったり、効率性を求めず、昔のやり方を慣例に基づいて、作業しているというケースというのも多く見られます。
効率が悪いのが分かっていても、それを受け継いでいるという現状です。

これに対してアメリカの場合は、その時間に対して、どれだけ生み出せるのか?というのを常に数字で考えますし
職場の面積1平方に対して、これだけの売り上げなのだから、◯◯平方の面積なら、いくら毎月売り上げなければならない… という様に考えます。

アメリカの場合は、移民国家ですから、コネなどよりも、一人一人のスキル。能力が優先されます。だからアメリカン・ドリーム という事がありますよね。
日本の場合は、能力よりも、コネや人脈や惰性を守る事を優先されまます。逆に能力があっても出る杭は打たれるという世界感があります。

そんな世界観が、何百年と続いてきて、今更グローバル化だから、働き方を変えろ…というのは、無理があるというものです。価値観を急に帰るなんて事はできません。

こうした合理的に考える文化や、生産性よりも、コミュニケーションを重視というのも、その国の文化や働き方なので、何が良いというモノではありませんが、資本主義という意味では、生産性を高めるというのは正解です。

しかし、時代の流れに乗る為に? 上層部から、働き方改革の為に残業するな… という事を言われ、結局は現場で頑張っている人が、今まで以上の業務をこなしているのが現状です。

当然ながら、1人ひとりの生産性を高めるということも大事ですが、そこだけを見られている様にも思います。

上層部から、残業を無くせ、生産性を上げろ…。と言われ、それを聞いた中間管理職が板挟みになって、現場を早く帰らせる為に仕事を持ち帰ってなんとかしているという事もあるのではないかと思います。

 物事がそうなるような仕組み(システム)が必要

この問題を抜本的に変える為には、中間管理職だけではどうにもなりません。

では、どうすれば良いのでしょうか?

それは、会社全体で、特に上層部が『価値観の変革』と『仕組みづくり』が必要となります。

それこそが、上層部ができる事だからです。

例えば

今 巷でやろうとしていることを図で例えると、こういう事です。

川で泳いでる魚を想像してみてください。
赤いエリアに魚を取る為に網を仕掛けているとしましょう。

魚を取りたい。
今のやり方はただ、川べりから、赤いところに入れ!と応援している状態です。

入るか、入らなかは、魚次第。

つまり、仕事で頑張るか、頑張らないかというのは社員次第ということです。ただ、叱咤激励して、何とかしろ!生産性を上げろ!と応援しているにすぎません。

もし、本気で魚を取りたいと思っているのに、こんなやり方するでしょうか?
とても非効率ですよね?

じゃぁ、どうするでしょうか?

こうしませんか?普通。

こんな感じで、川の流れを堰き止めて、全ての魚が、赤い網の流れに入る様に仕掛けをつくりますよね。

そう『仕掛け』が必要なんです。

社員一人ひとりの生産性を高めることも大切ですが、生産性を高めざる得ない、高めたいと思える仕組み作り。
業務を過去のやり方をそのまま継承して、漠然とスピード上げろではなく、不要なモノを削除していく仕組み。

こそが、経営者や上層部。つまりは決定権を持っているからこそ、が出来ることです。
これは中間管理職の権限でできる事では小さなエリアだけにとどまります。効果はあっても、限定的なエリアにとどまり、目に見て効果を実感する事が難しいです。

 しかしながら、上層部というのは、別の外部との交渉、株価、銀行との交渉…色々それはそれで仕事があります。

現場からの叩き上げであっても、なかなか現場の詳細な事まで頭が回りません。

なので、現場の現状を知っており、上層部の意向もわかる。つまりは中間管理職が この仕組みの具体的案の企画を提案していく事が必要となってくる訳です。

 中間管理職が必要なのは、この為…と言ってもいい位大事

こうした、今ある問題をどう捉えて、問題意識を持ち、どう解決できるのか、どこをどう動かせば物事が動くのか…

中間管理職には、こうした考え、企画力、プレゼン力のスキルが大切です。
HEARTSの生徒さんだったら、ご相談には乗りますよ(´・ω・`)

今の目先の問題だけ解決できたら良い・・・では、何の進展も望めません。

学校の成績が良かった。というのは、与えられた問題を公式に乗っ取って論理的に解決する術ですが。
人間をベースにした 現在の職場 というのは、今なお 数式通りにはいきません。

『予想どおりに不合理』 と言う様に 行動心理学 という学問を持ってしても、大よそしか人の動きとは捉えられません。

実際に必要なスキルは、何もない所から、問題を定義し、解決策を模索し、提案して周りを動かして解決する。

このスキルが大人に必要なスキル。であり、中間管理職には当然に必要なスキルとなります。

働き方改革の場合、ただ現場に頑張れ。早く仕事をして帰れ、残業するな…。

というだけで、自分は何もしないというのなら、もう管理職はやめておいた方がいい。そもそも管理職の器ではないのだろうと思うからです。

管理職の仕事は、文字通り管理する事。

管理するというのは、当然にそうなるように戦略を練り、仕組みを作り、その仕組み、つまりはシステムが問題無く動くのかを見守り補正するのが仕事です。

上司=怒ってよい とは違うし、横柄にして良いのももちろん違います。
上司といえ、会社を出れば、ただの一人のサラリーマンです。

このBlogを読んでいる人が 中間管理職だったら、今一度考えてみてください。

  • リーダーとして、率いる仕事をしているのか。
  • 管理職として、皆が生産性を上げれる仕組みが作れているのか?
  • 自分がやってきた過去のやり方を継承していないか
  • そして、部下を守れているのか?

同時に、自分自身も…。

あと何年、その管理職の座にいるつもりのか?
自分が社長だったら、どういう会社であるべきか。
自分が社長だったら、部下の幸せの為にどうしてやれるのか

と考えられる様になったら、なお良いです!!!

頑張ってくださいね!(´∀`)

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