ストレスを管理する
先日、生徒さんとストレスの話をしたので、今日は『心理カウンセラー 山下』としてBlogを書いてみます。

『サザエさん症候群』

サザエさん症候群(サザエさんしょうこうぐん)とは、日曜日の夕方から深夜、「翌日(月曜日)からまた通学仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の、日本における俗称である(後述するように、テレビアニメ『サザエさん』は日曜日夕方に放映される)。
実際に月曜日(マンデー)に仕事や学業が始まってからの憂鬱さを含めた、同じような症例のブルーマンデー症候群 (Blue Monday[1]についても取り扱う。

Wikipedia

一般的に日曜日が休みで、月曜日からお仕事に出勤する方には、日曜日の夜は鬱になりやすいといえます。
月曜日でも、なんとなくダルくて、やる気が出ない。朝起きるのもつらい。明日仕事なのに、なかなか寝付けない…
このような方は数多く入らっしゃいます。

身体が怠い…というと、肉体的に疲れていると思われがちですが、実際の所、肉体労働でない、デスクワークがメインや、オフィス内で勤務する人のエネルギー消化は、さほど高くありません。
信じられないのなら、ご自身のお腹のお肉具合を見てください。

ですので『身体が怠い』というのは、身体がしんどいのではなく、『心』が怠いという事です。

そして『心が疲れる』というのは、ストレスを抱えているという事になります。

ストレスとは

プチ雑学ですが『ストレス』って心理的な状態を指すことが一般的に多いですが、本来は『物体に掛けられた外部からの圧力』を表す 物理学の用語 です。
一時期、原子炉のニュースで、「ストレステストをして合格したら、再稼働…」なんて言われてたの覚えてますか? 原子炉に負荷をかけて安全かどうかという事ですよね。これが本来の使い方です。

心も同じに、本来あるべき内部からのモノではなく、心に対して外部から加えられる圧力。そして、心に対して摩擦を生み出している状態が「ストレス」という事になります。
心に対しての負荷は、仕事の事、家族の事、近所の事、人間関係…。それこそ、問題というのは無限に生み出されます。

人は目に見えるモノはわかりやすいですが、目に見えないモノを信じられない、考えられない、気づこうともしない…そんな傾向があります。心に対しても同じように、見えないからこそ、相手に深く傷をつける事もあります。

少しぶつかったくらいでも、「ごめんなさい」と言えるけれども、相手の心を傷つける言葉を言っても、なかなか「ごめんなさい」と聞くことはありませんよね。

こうしたストレスと向き合うためには、いえ、ストレスだけでなく、「問題」でも同じですが、損失が大きくなる前に手を打つ必要があります。

つまり、「未病」の状態で今、どれだけ負荷がかかっていて、後、どれだけマージンがあるのかを自分自身が明確に理解しておく必要がある訳です。 もし、その限界を突破してしまったら、精神疾患となってしまい、鬱状態に入ります。
傷が大きくなればなるほど、復帰も当然時間がかかってしまいます。場合によっては、治せないかもしれません。

また、ストレスとは、精神的に負荷がかかるという1つの要素だけでなく、仕事の生産性を大幅に下げます。 上司や先輩が部下を指導する場合、口うるさく叫んだり、感情的になるケースはよくありますが、それによって、さらに仕事の失敗を誘発し、生産性を下げます。

それは、人はストレスという『劇毒』を処理する為に、心身共に多くのエネルギーを使うからです。場合によっては、思考を停止させてしまう程に、ストレス処理に脳の処理を持っていかれるからです。
結果、仕事の生産性が落ちるという事になります。

上司は、自らが有能であると思うのなら、感情的に思考し、行動するなど、最も愚かな行為は慎むべきです。 部下本人が感情を高め、作業効率を上げる事はあっても、外部から強制的にしかも、叱咤そのものが、生産性に繋がる事はありません。

日常の多くのストレスとは、人間関係になるかと思います。
人間関係…という意味でのストレスならば、こういう分け方ができます。

上記の図から考えると、認識力・受容性が高い人は、ストレス耐性がありますし、低いとストレスに弱いという事になります。

ストレスが外部からの力(負荷)なのだから力学的に考えればいい

車のATのレンジで例えていました。
ネガティブな精神状態という坂に差し掛かった時に、どうすべきかという事です。

D(前進):さらに加速して突破

普通は、引き下がるかもしれません。押してダメなら引いてみろ…というのもあります。しかし、あえて加速して壁をぶち破って突破する。
あなたの感情を揺さぶる、憎悪・殺意を自分の心の中で処理しようと思っても処理しきれない場合にお勧めしたいのは、『紙に書き出す』です。
何も誰にも遠慮しなくていいです。思いっきり、放送禁止用語連発で書いてみて下さい。結構すっきりします。
誰かに話しを聞いてもらう等、こうしたアウトプットはストレスを文字通り発散します。
しかし、誰かに聞いてもらうというのは、ウィルスを他人に感染させるように、ネガティブな感情は受け止める側も相当にエネルギーを使うし、逆に相手のストレス値を上げます。
なので、誰にも迷惑にならないように、紙に書く。

ほらっ『王様の耳はロバの耳』って絵本ありましたよね。 あの事実を知った、床屋は、相当にストレスがたまっていたってことです。黙っていなければならないというストレス。
それを、土の中にアウトプットした。という事です。

N(フリー):悲観的な世界へ自然落下

ネガティブな人が一番するのが、これですね。
何もしない、何も考えない。ありのままをただ、悲観的に見続ける。
不安が不安を呼び、さらに不安を増大させる。不安のループはさらに加速していく。
まだ、何も存在しない現象を、リアルに描くので、結果的にその現実を引き寄せます。

R(後退):別の道を選ぶ

今、このままいけば、危ないかもしれない。。。 そう感じたのなら、全く別の事をしましょう。
それが、休日の役割です。 結果的に問題の引き伸ばしになるケースもありますが、少なくとも時間による解決という事もあり、問題そのものが消滅するかもしれません。
また、全く別の事をして、ストレスの要因から離れる事で、多角的に解決の糸口が見つけられるかもしれません。

少なくとも、ストレスがピークにありすぎて、思考が停止してしまうような事態になる可能性があるのなら、それ以上前に進むのは、良くありません。

P(あなたは、あなたで良い):瞑想(無心)

もはや、自分が歩むのではない、周りが私の周りを通過していく。自分が動く必要が無いと悟る境地に至ってる事ですね。これが本当の「あなたらしく/私らしく」です。
「私らしく」を、単に自分の好きなモノを揃えるとか、我がままを言って通ると解釈しているのなら、それはあまりに浅いです。
それで、幸せなら自由にしたらいいんですけどね。

身体が疲れているのではなく、心が疲れている

さて、今 凄く嫌悪感があり『シンドイ』『足痛い!』『腰痛い』『動きたくない…』もう、めんどくさい…なんて思ってるとします。
そんなあなたの目の前に、 諭吉(1万円札)が大量に舞い降りてきたら、テンション上がりませんか?!
実際にあったんですよ。そんな事が…。

こんな状況になっても、まだ。めんどくさい~ シンドイーって言ってますか?
一目散に諭吉の回収に行きませんか?

もちろん、私は ダッシュで回収しに行きますよ! 

あなたはどうですか? 同じ様にダッシュして回収に行くんじゃないかなと思います。
でも、その時、腰が痛いとか、脚が痛いとか…そんな事言いませんよね。
諭吉では、なびかないのなら、自分の命がかかっている状況ではどうでしょうか。

結局の所、身体がシンドイ… というのは、実際の身体そのものがシンドイのではなく、心がシンドイ状態なんです。
身体がシンドイと思い込むから、マッサージに行ったりして、癒されますが、心が満たされない。ストレスの原因が解決してないから、結局、施術が終わった後、また同じ状況になりますよね。

ちょっと長くなりましたが、ストレスでシンドイ・日常でけだるい…というモノの多くが、目に見えない『心の疲弊』という事を理解してもらえましたでしょうか

では、ここから解決の糸口について考えてみます。

睡眠こそが最高の治癒方法

睡眠は、脳内のノイズの除去から肉体的な回復と、心身同時に短期間で回復させる、生物が持つ治癒能力の最高峰です。 おまけに 無料‼ これを使わず、お金出してサプリや外部サビースを利用するのは、どうなんでしょう。 やった満足感は得られますけど…。

睡眠方法のポイント

朝起きて、夜寝る! 
そんなん、わかってるわ!

まぁ、そうなんですけどね。 目覚ましで強制的に目覚めるよりは、 太陽光によって自然に起きるのが一番ベストです。なので、寝るときはカーテンを開けておくといいです。
私も顔には朝日が当たる場所にベッドがあります。 太陽光が無い場合は、自然と明るくなるタイマー付きのライトでもいいと思います。(ちょっと高めですが売ってます)

なんで太陽光にこだわるのかというと、ホルモンバランスがいい感じで供給されるからです。
質の高い睡眠とは、質の高い、回復ポーションを手に入れるようなモノです。

夜はベッド。昼寝は、ソファー

睡眠には深さがあります。 夜寝るときは、寝落ちを受け止めてくれる大きな布団で寝るのがベストです。昼食後はデキれば早くご飯を済ませ、デスクなんかで、うたた寝でもいいので、軽く昼寝がいいです。
ナポレオンも、必ず昼寝していたといいます。
私も昼寝が必要w。なので、絶対にオフィスのどこかに眠れる場所を作る事が最初の仕事です(笑
また、ある進学校でも、食後に昼寝をさせてから、授業をすると点数が上がるので、昼寝をさせている学校もあります。

脳内リセット。ノイズの除去は、15分の昼寝で、大きく生産性を挙げられます。

あなた自身の為にあなたの時間を使う

パソコンスクール HEARTS 授業が終われば、カウンセリングルームHEARTS(笑
生徒さんから、色んな嫌な事、仕事の悩みを聞く時間・・??

多くは、いかにその上司・先輩・同僚・部下が酷いか!いかに自分が頑張っているのに形にならないか、だいたいこういうパターンでしょうか。

で、大体私の返しも、大体決まってます。

こんなに頑張ってるのに、脚を引っ張られる。●●の対応は酷い…
先生!どうしたらいいと思う?
相手にしなきゃいいじゃない。
相手にしなくても、向こうから来るんだもん。
相手にしなきゃいいじゃない。
んんん~~~・・
はははっもっと言葉が欲しいんでしょw。 じゃぁ言ってあげるよ。

相手が如何に酷いのか、相手が酷いのは相手の問題であって、あなたの問題じゃない。あなたが、相手が如何に酷いかを論議してる時間や消化するエネルギー(ストレス)を職場を超えて、持って帰ってまで、相手の事を考えて、バカバカしくないの?
あなた自身の為の時間は 1440分/日 その中で、どれだけの時間、その嫌な相手を思う時間に使ってるの? 愛おしい人ならいいけどさ。
まず、自分自身の為にその時間使ってみ。120%仕事とプライベート楽しめばいい。
相手の事なんて考えなくていい。 そして、考えるなんて干渉しなくていい。

職場で、ガン無視してもいいと思う。自分の仕事に支障がない範囲で。
そういう人ってね、幽霊と一緒で、あっこの人見える!と思うと付いてくる。同じように相手にしてくれる… 反応してくれる…と思うと付いてくる。
あなた自身が仕事に集中してれば、そういう相手もしてられない。
あなたは早く、結果を出して、昇進していけばいいのに、無駄な存在に足を引っ張られる…と考え、構ってる事 自体が、まさに相手にしてるんだよ。
時間が無いとか、やりたい事も一杯あるでしょ。もちろん、パソコンの勉強ももうちょっと頑張ってもらえたら、私は嬉しい。
だから、そんな無能相手に時間もエネルギーも使わなくていい。
いいかい。もう一度いうよ。
無能 相手に時間とエネルギーを使わなくていい。
そしたら、あっちから離れていくよ。そして、あなたはもっと伸びる。
高見を歩めるよ。
あとは、他人からどう見られてるかを気にしなくていい。
余程、変な非常識なら考えものだけど、そこまで他人は、自分を見てない。
見られているかもしれないという過剰な期待が自分を苦しめる。そんな妄想を自分で作り上げる。 自分からブレーキかけて、前に進めない!と叫ぶのは、ちょっとおかしな話だよね。

人間関係で、ストレスを与える側の人間の要素

人間関係の多くは、5段階欲求に対しての、期待と現実のギャップ。そこから発生することが多い。
欲求を満たすプロセスの中で、相手を動かす、その相手が、自分の理想と異なる動きをするんだと、私は考えています。
欲求を満たしたい! 
見た目は色々装飾するのに、感情はド直球で来る人多いですよね。

営業でいえば、これ買ってくれ!売れないと困る! という感じ。こんな欲求むき出しで誰が買うんでしょうか(笑
相手は自分と違う。相手にも相手の時間がある。そして一人ひとり経験値も世界観も異なる。 違うからこそ可能性が見いだせる。

そんな、異なる…という事をほっといて「できて当たり前」的なド直球で来たって人間関係が円滑に回るはずもありません。
異なる人物が自分と協力体制にある。そこを当たり前と思わず、本当に感謝の気持ちがあれば「できて当たり前」「なんでできないんだ!」なんて高圧的にもなりませんが、 精神面の知恵に乏しい人は、高圧的な姿勢(目に見てわかる)で対応しがちです。
感謝と敬意をもって、接するべきであり、効率を高めるなら、そうあるべきです。

時には、力をもって…という事もあります。
力が悪いのではなく、人を動かす、協力を仰ぐ…という事なら、使いどころは考えなくてはいけません。
世の中、働き方改革と、ただ福利厚生を増したり、休みを増やしたり、という目に見える事ばかりに特化しています。
目に見える事しか制度化できない…と言うのもあるのでしょうが、問題の本質が、心にあるのなら必要なのは、早く帰らせる事ではなく、人間関係の改善。
複雑に絡まった糸を解きほどく作業。そして一人ひとりの生産性を高める事こそ「働き方改革」だと、心理カウンセラー山下は思うのでした。

学校のクラス内のイジメ問題も大体同じです。
生徒同士が、敬意を持てば、そもそもイジメなんて発生しません。

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